過去のメモと今のメモ

マイペースに更新 Twitter⇒ @hibbbbbbi

これまでのふっかさんの思い出をそっと青春の小箱に詰めよう③(2009-2012年)

こんなペースでやってたら終わらない、と気づいたので
さくさくしてこう。さくさく。



2009年~2012年ぽいとこ




みすすのーまんが出来た。

どうやらメンバーの頭文字から出来たらしい。


「???……え?Fは???」

と思ったら、どうやらユニット名を聞いた時のメンバーらもそう思ってたらしいから、おじいちゃん不思議ちゃんだから気にしないでいい系の事案だった。


雑誌でふっかさん本人が、ユニット名聞いた時、え?俺外れるの?って一瞬思った、的なこと言ってて、
私たちはメンバーと名前と同時にユニット名聞くから笑えるけど、ユニット名と由来だけ聞かされた本人はそりゃあ笑い事じゃないよね、と思った。


もしもみすすのーまんでデビューしたら、「頭文字をとったグループなんですよー」「え?Fなくない?」という流れが定番になるのだろうか
とか考えてた。


みすのが出来る前とか後とかも色々と人の増減はしてたけど
なんていうか私の中で「渡辺たち」という印象がとても強かったせいで、ちょっと増減しても「渡辺たち」であることに変わりはない、みたいな感じだった。

あと人のシャッフル、当たり前だったし。



ユニット名が出来て少クラでマイクを持って、メドレーの中の1枠とか貰えたり、オリ曲で1曲披露したりしてて、
全員が高校生になったから、先輩のバックでもカッコイイ系とかめっちゃ踊る系のバックに必ずと言っていいほど付いてたので
ファンもめっちゃ増えてウチワとか歓声も多かった。
そのまま滝ちゃんねるも始まり、開始早々のドッキリ企画が爆弾級に当たったり
映画HOT SNOWが公開されたり

とにかく、勢いがあった。あったんだ。



じゃあ、みすのでデビュー出来るという夢を見たか?というと
私は見つつも見てなかった。
勢いがある、出来たらいいなぁ、という想いとともに
「現実問題、エビキスを差し置いてみすのがデビュー出来る世界を1ミリも想像出来ない」
と思っていた。

勢いでいうなら、どうやったってその2つの方が上なのだ。
その2つが、それでもまだ「ジャニーズJr」をやってる世界なのだ。
これで誰がデビュー出来ると?

なので、夢見つつ夢見てなかった。


ただ、とにかく私はみすのがある限り辞めない、という安堵感があった。




そして、とってもJrらしいことに

映画HOT SNOWは、映画公開時はMis Snow Man主演だったが
DVD発売の頃には、ジャニーズJr主演、だった。


みすののセンター割してた2人、真田野澤がいいともに抜擢され、それに合わせて2人はnoon boysになった。
6人は、「ジャニーズJr」に戻った。


たかだか2年くらい、ちょっと勢いあってちょっと安定しちゃったもんで、忘れていた。
ジャニーズJrって、そういうもんだってことに。

事務所が推したいJr以外は、ただのジャニーズJrでしかないってことに。


2人が抜けた6人を見た時、
「やば……ここ全員、踊れる高校生だから重用されてたけど、1人もゴリプッシュされたり、目出度く誰かの覚えが良い、みたいな人いないじゃん……?」
と思った。
この段階で存在してたデビュー組のどこをみても、グループの中で、事務所に明らかに気に入られている人、覚えが良い人が『一人もいない』というグループは居ないように思った。
なんだかんだ、ちょっとくらいは特別扱いされてた人が混じってるものだった。

…………いなくない…………??

掲載時期はもっと後だった気もするけど、いわゆる山田様が雑誌でJr時代の話をした時の
「例え自分が合ってて、特別扱いされてる人が間違えてても、怒られるのは自分」(ニュアンス)
というやつの、怒られる側しか、いなくない?


この段階でも、みすのが無くなったことそのものよりも、「それによって未来が危うくなった」ことの方が不安で不安で仕方なかった。
ユニットに思い入れがあったような、なかったような。
別に、みすののこのメンバーじゃなきゃダメなんだ、という思いはなかった。


そのタイミングで、あべちゃんは秋から試験休みに入った。

あべちゃんがめちゃくちゃ偏差値高いということは誰もが知ってたので、程々な大学ではなく恐らく相応の大学に行くことが予想され
むしろ一般的な受験感覚からすれば、
「年単位で大学受験に構えてく中で、高校3年の秋まで仕事フルでやってやがったぞこの人……(震え)」
感もあったのだけど、ジャニーズJr感覚で言えば
「Jr生命が揺らいでるタイミングで半年も消える」
ということをしていて、
どちら視点でも震えるような決断。

いや、本当に阿部さん凄いと思う……ただただ純粋に、凄いと思う……。



そして、Jr担ももはやなんて読んでいいのか分からなくて
「みすの」だと8人ですか6人ですか5人ですか、ってなるし
「岩本たち」でも6人なのか5人なのか処理しきれず、というか「岩本たち」と呼称することにはファン心理として抵抗あったので
「みすの5」と言い出した。
みすのファイブ。変身しそう。



このファイブのタイミングで、海老デビュー後のファーストコンが代々木体育館であった。
5人はジャニーズJrとしてバックにいたのだけど、「岩本たち」では無かった。
理由は知らない。ただとにかく、3人が海老のうしろにいて、深澤渡辺は、本当にジャニーズJrの中にいた。
2人は海老の背後ではなく、マンションの中にいた。
2人はステージ中央付近ではなく、ステージの左右に伸びた部分にいた。

世の中には表に出ない色々があるので、何故そこにいるのかは私は知らない。何かあったのかもしれない。
ただとにかく現実として今この瞬間、5人は3-2で扱いもポジションも違う。
何か原因があったとしたら、今だけで、この後またすぐに戻るのかもしれない。
でも、これをきっかけに分離して、戻らないかもしれない。
先のことは誰にもわからない。


コンサート中にも関わらず、私の脳内は走馬灯が過ぎってた。
完全に走馬灯だった。
「ああ……今まで応援して来たアレやコレや……楽しかったなぁ……楽しかったなぁ……」
ぶっちゃけここまでガチで忘れてた、2007年に「この人がJr続けてる限り私は見限れないなぁ」を、
この時の走馬灯で「あ゙っ!!私昔そんなこと考えてたわ!!!沸いてるぅーー頭沸いてるぅぅーー」って思い出した。ここまで本当に忘れてた。
「でも、思えばあれから随分遠くに来たな……あの時予想してたより、はるかに長く応援出来たな……それはとても、幸せだなぁ」
完全に終焉ムード。思考がまとめに入っていた。


コンサート前半は動揺してて、後半は完全に走馬灯みてた。
本人は踊っていて、ステージの上にいて、そして安井さんとおしゃべりして遊んでるんだから、もっと目の前にいる本人に意識傾けて??ってくらい、意識がはるか上空に行ってた。

それが昼公演のこと。


夜公演。
深澤渡辺の衣装がそれでも他Jrと違って3人と同じもの着てたのだけど、夜公演ではそれも無くなって周りのジャニーズJrと同じ衣装になった。
悲鳴あげると同時に「そりゃまぁ周りに合わせるか……」という納得と諦めの記憶。
目の前のきらびやかなコンサートをボーーーっと目に映しながら
「もし分離したら、深澤さんは仕事続けるだろうか」
「3人が何かしらの形になって自分はJrの中の無所属になったとして、仕事続けるだろうか?続けなくない??」
「てか分離したとしたら3人もそれはそれで事務所続けてくだろうか」
「このまま空中分解したら、人によって事務所に残る人と残らない人出てくるんじゃなかろうか」
「てかメンバーが空中分解したら深澤さん残らないわ絶対残らないわこの人このメンバーだから続けてる感あるもん」
「あーーーふっかさん残らないわーーーーーー(心の中で大の字)」
「なんかある日突然他の芸能事務所に行ったらマジどうしよう」
「深澤さん単品で別に移籍するとかまるで無いけど(謎の確信)、メンバーが6人揃ってたら行くのか……?」
「ええ……?(困惑)」


そんな感じで、極めて失礼ながら、えびコンの記憶が本当にない。
ただ、それはそれとして
「海老ってば、せっっかくこれだけ待ち望んで待ち望まれたデビューをした、この!!タイミングで!!なんでABC-Z&ジャニーズJrみたいなコンサート構成にしちゃったの??自分たちが主役です!!じゃダメだったの??小さな漁村に居る母と妹の命をジャニーズJrに囚われてるの??」
とか言った記憶はある。



まぁ、結果的には杞憂に終わってその後またみすの5だったのですが。



そして春にはきっちりサクラ咲かせて阿部さんは戻ってくるし、

滝沢歌舞伎のスクリーンには

Snow Man

というグループ名が出た。



客席はざわついた。


彼らは客席のざわつきに、「え?」ってなった。






その時、私は






2階の天井近い端の席で奥まったスクリーンの文字部分がまるで見えず


「えっ?何が????えっ???何が?????」



って言ってた。




ひ ど い





確かそして会場は沸いて、拍手してたような気がするけど私は



「えっ????何が?????」



って言いながら、薄笑いを浮かべてとりあえず分かったような顔をして拍手していた。



私はその時、雰囲気で拍手していた。








会場にいたにも関わらず、公演終わった帰り道に流れてきたレポ読んで
「へ、へえーーーグループ名?ふーーん、そ、そうなんだーーーーー(動揺)」
って言ってた。



誰か私の人生に、席運というものをください。