過去のメモと今のメモ

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ペンライトに興味が無い人のお話。

ペンライトについての、私が思ってるお話。

 

ちなみに注意書きみたくなってしまうけども、ペンライトを理由に界隈がちょっとザワザワした話、ではなくて単に私がこれまでのジャニヲタ人生でペンライトについての認識を述べるだけです。

ザワザワに関しては基本的には知らん。

私は中身や正否に関わらず一貫して

「本人たちによる学級会は渋々参加する。運営による学級会はもっと渋々参加する。本人たち以外による自治体学級会は知らん。助走をつけて殴ってきたら一旦中身を問わずカウンターキックかます

というスタンスなので、そこに関しては特に何も変わらず平穏な日々です。

 

 

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ペンライトってものが元々私は興味なくて、持ってると邪魔だなって認識だった。

ペンライト振るくらいなら、良席ならうちわ振ってたいし、良席じゃないなら双眼鏡覗いてたい。

なので遠隔操作ペンライトが登場した時は「とうとう、振りたいうちわを奪われ、振りたくないペンライトを振らされる時代が来たか……」と覚悟した。

そんでお金かかるからか思ったより他グループに実装されなかった。別にそんな時代はこなかった。

いや、個人的には助かったのだけれども。

 

 

そんな時。キスマイがドーム公演をするようになって2、3回目くらいに、コンサートの演出として客席のペンライトを同じタイミングで点灯してもらい、同じタイミングで点滅をする、同じタイミングで色が切り替わっていく、というものを盛り込んできた。

つまり、「その時発売されてたツアーグッズのペンライトでなければ絶対に対応できない、旧グッズではほぼ絶対に対応できないコンサート演出」がされた。

そのドームの景色を見て初めて私は、「ああ、ペンライトって客のためのものじゃなくて、タレントのためのものなのか」と納得した。とてもしっくりきた。

この考え方が私はストンと落ちたので、この頃ようやく私はペンライトというものを買うようになった。

 

 

あくまで私の認識の話であり、世の中はたぶん絶対そんな認識はしてないと思う。聞いたことないけど。知らんけど。

 

私は、ペンライトとはそこで振っている個人個人が気持ちよくなるためのものではなくて、会場全体に溢れる光を見てステージにいる人が気持ちよくなるための装置だと思っている。

元々良席に座る時には「ここの席に座った以上、自分は金を払った客ではなくライブを盛り上げる番協であるべきだろう」とか考えるタイプの人間なので、それが「ああ天井席まで番協だったか」となっただけなので、とてもしっくりきた。

ペンライトを振る時、自分は客ではなくペンライトを振る装置だ。

そこにある一つ一つの光が大切なのではなく、全体でひとつの溢れる光が欲しいのだ。そこに個人なんていらない。

とすれば、遠隔操作はその究極系だと思った。

もはやペンライトを点けて振る装置も要らない。ペンライト立てがあれば、美しい景色は作れる。

でも、個人的には去年を経験して

「じゃあそれって、去年見たあの、電飾を施されコントロールされて綺麗な光に埋められた無観客コンサートの客席と何が違うのだろう」

と考えるようになった。

コントロールされて演出通りに光る客席。ステージから見える美しい光の波。

気持ちの問題とか興行収入の問題とかは別として、その見える光そのものには、果たして差はあるのだろうか。

そこは割と虚無を覗き込んでいる気持ちになっている。

答えはなかなか出せない。難しい。

 

とりあえずペンライトに関してはその頃にキスマイのドームを眺め

なるほどなー、なるほどなー。全然目的が違ったのだな。

そういう理解の仕方をしてとてもストンと落ちたので、私はそれ以降ペンライトを買うようになったし、ペンライトを振っている時私は観客ではなくペンラ降り装置として振っている。ステージに立つ人が気持ちよくなるために。

そして相変わらず私個人は「ペンライト持つと手が足りないなー邪魔だなー勝手に持って邪魔にならない高さで勝手に振っててくれる機械の腕を誰か開発してくれないかなー」くらいにしか考えてない。相変わらずペンライトには悪意もないが興味も無い。うちわを振る方が好きなので、うちわ狩りに遭った時の方が発狂してた。私の大切なものをお前たちは奪うのか。まぁ叫びながらポンポン作ってましたが。

 

それはそれとしてお金を払った客として、自分のやりたいようにペンライトより双眼鏡を優先してる場面は多い。

たぶんきっと「一体感が欲しい」という希望に対しては、双眼鏡を見てるなんて

最も反してて最も「悪!!!」ってなる行為だろうと思う。

ただ、私は一体感という物作りはあくまで自主的に参加してる立場であって、私のお金と時間は見たいものを見るために費やすものなので

そこはそれとして、知らん!!!!って思って私は払うお金の分だけ、自分の見たいものを見る。

それはそれ、これはこれなので。両立する限り両方やるけども、最後は「知らん!!!!!」になっていいものだと思っている。

 

 

っていう、単に私のペンライトに考えてること、という話。