過去のメモと今のメモ

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これまでのふっかさんの思い出をそっと青春の小箱に詰めよう②(2008年)

年単位かよ刻み過ぎだろ、っていう自分の心の声が聞こえました。

たまたまです。そんな毎年昇華したい思い出なんてないです。





2008年。


JrBOYSを見てキャッキャしてるのはとても楽しかった。


2008年夏は死ぬほど忙しかった。

1部を追いかけてるだけのファンが忙しかったということは、彼らはめちゃくちゃ忙しかったのだと思うけど。



PLAYZONE Finalがあった。


PGFの曲中で、いつもほぼ毎公演、最上手にいる岩本と最下手にいる宮舘が何故か端と端で曲に合わせて熱唱しあっていたりしたので
文字通り目が足りず、友達と「見る人分担制」が出来上がった。
青山劇場の開演前に、双眼鏡の手入れをしながら「今日私岩本みる」「オケ私宮舘」という戦地に赴く兵士のようなアクションをしていた。
佐久間担と深澤担で。自担放置。


そんな中、ある時岩本さんが怪我か何かでお休みした。
残念なことに映像化したのはお休みしたタイミングだった。

それはさて置き、岩本さんがいないので全員一致で宮舘さんを見ていた佐久間担と深澤担(あくまでいわだてを見ることは止めない)
いつものタイミングで、いつものように上手を見ながら熱唱している宮舘涼太さん。


………………はい?


あれ???


私たち、宮舘は岩本と遊んでるものだと思ってきたのだけど



もしかして別に、宮舘さん的には、
岩本さんである必要…………全然無かったですか…………??



私たちはその、もしかしたら(岩本さんにとって)悲しい現実を、そっと心にしまった。

(誰一人として上手を見ていなかったので、誰と熱唱して遊んでいたのか今もって不明)




そしてプレゾンが終わったら即、既に公演が始まってたお台場SUMMARY(なんかお台場J地区でやってたやつ)に合流して、途中参加したJrBOYS。

ファンは追いかけてるだけなのに、青山に登山してたら直ぐに海辺で海風に煽られることになる。忙しい。
山に海とか、夏満喫してるようで炎天下のアスファルトとしか会話してない夏。
公演後にお台場海浜公園東京湾の水にペチャペチャ触れたくらい。悲しい。


SUMMARY。SUMMARY何あったかなSUMMARY。
あっ。
いわなべふかで何かよくわからないコントしてた。

小学生的に、〇〇がぼくのシャーペンとったーーーーって泣いたり、なんか膝がどうのこうのしてた。膝。とにかく膝。オチも確か膝。
まるでふわっふわして覚えてないけど、とにかくコントしてた。

ここからずっと私の中では、この人達はコントをする生き物だとインプットされている。
誰だすのーまんに関西が来たからコントするようになったとか言い放ったあほうは。ずっとコントじゃろがずっと。(エアリプ)



SUMMARYの途中で、嵐のアジアツアーだか何かに、年齢上の人だけ連れてかれた。
いわあべは置いてかれた。中学生だからシカタナイネ。
SUMMARYにぽつんと出てたのだけど、いつもあれっだけ笑顔で、あれっだけ隙あらばキャッキャ遊んでた岩本さんが、ただひたすら黙々と仕事だけしてる姿は笑i……涙を誘った。


とりあえず、この頃は公演がタダ被りしてるので、居る日と居ない日がある、というのが当たり前だった。
一見出演者ガチャだけど、ちゃんと調べれば予想はつくし、出なくても「今日居ない!?なんで?!あっ!!そっちかーーーー!!!」みたいなノリだった。
想定出来ないのは自分の勉強不足、知識不足、という認識だった。



で、確か2008年に遭ったこと。これで2008年じゃなかったらほんとゴメンでしかない。
正直私該当のコンサート結局(必要がなくなって)行かなかったもんで、何年だかよく覚えてない。


NEWS公演の途中で突然ふっかさんが消えた。
消えたというか前の地方公演には居たけど翌週の地方にはいなかった、的な。
最初から居ないならまだしも途中から消えたので、界隈がざわっとした。

これに関しては別に何か発表があったわけじゃないので完全に当時流れていた噂話の中の一つでしかないけども。
私が当時聞いた話だと、アクロバットで怪我をした、という事だった。
病院運ばれたとか、そういう類の話だった。
それを聞いた瞬間、手足の先が冷えた感触がした。
もちろん、でも大丈夫らしいよ、とかそういう話も聞いたのだけど。

私は、何が「大丈夫」なんだろうと思った。

いや。確かに、何より大切な「大丈夫」なのだけども。
この「大丈夫」は「命に別状は無い」という意味の「大丈夫」なのだ。
ものすごく大事な「大丈夫」なのだけど、つまりはそういう次元の話をしているのだ。生死に関わる噂話をしているのだ。

まずは、命に別状は無い、らしい。
それは良かった。とにかくそれが無ければ何も次に進めない。

で、次の話をすると、だ。

じゃあ、今後の仕事は……?

頭ってざっくり聞いただけじゃ何もわからないけど、頭とか首とか色々と、それって、後遺症の可能性あるんじゃないの?
直ぐに出なくても後々から出てくる可能性もあるんじゃないの?
今大丈夫でも、後は大丈夫じゃなくない……?

後遺症を持つジャニーズJrは、ジャニーズJrで居られるの?


私はあくまで他人に聞いた話なので、この噂話が本当かどうかは知らない。
世の中、あまりに適当な情報が出回ってるのは知ってるので、頭からそれを真実だと思うつもりはない。

ただ、この時に感じた恐怖は、この時だけのことじゃない。
彼がアクロバットをする限り、この先ずっと付いて回る恐怖なんだと知った。


私はこの時まで「本人が辞めたくなったから辞める」という退所しか想定していなかった。
「本人がどれだけ仕事を続けたくても、続けられない退所」もあって、アクロバットをする以上、それはすぐ身近なものなのだと、思い知らされた。

この噂話はもしかしたらただの風評かもしれないけど、それはそれとして、そういう事態はいつでも簡単に起こることだと、思い知らされた。


この時感じた、手足がなんかすごく冷えてぐるぐるした感覚と、その後に思った「この先もいつでもあっけなく起きる『終わり』だ」という強い実感は、正直いまだにまるで克服出来ない。
だってSnowManは、今もアクロバットを続けているのだ。
自担はずっと、いつでも事故が起きておかしくなくて、それは再起不能とか命の危険とか、そういうことが起こり得るものなのだ。

昇華したくてブログに書いたけど、この先も克服出来そうもない。



この時のふっかさん不在の「ざわっ」自体は、少しあとに本人が代々木体育館の見学席に居たことで収束した気がする。
天井から真下に見えるBOX席のふっかさんの帽子を眺めながら、喜びとも不安ともつかない複雑な気持ちを抱いたことを覚えている。

……私の席が真上の天井すぎて、ふっかさんの記憶が帽子しかない。
本当に私の席運は(ダメな方向に)とても安定している。




2007年に続き、「自担、そこに居るだけでもはや神」 信仰はさらに加速していく。