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Snow Manを応援してきた身として感じること

Snow Manのデビューライブが、2020年10月22日~25日の4日間、計9公演で行われている。

24日までの公演が終わり、残すところあと一日、3公演のみとなった。

 

この中日にブログを書きたいなと思ったのは、この公演で彼らがずっとこれまでの想い、周りの人への感謝の想いを

見てる人が感動さらにはもはや困惑するほど、ひたすらにただひたすらに伝えてくるからだった。

感化された、という感じなので

「ヤベェ。なんかいきなり語ってるぞこいつ」

という内容です。

たぶん冷静になった時に私はまっさきにこの記事を消したいと思うよ。絶対。

 

 

 

コンサートの終わりの挨拶で、言葉に詰まりながら、迷いながら、それでも伝えてくる言葉は見る人に「心からの言葉なんだな」と思わせる熱意がある。

私は少し前に滝沢さんがSnow Manを、「彼らは、見てる人にこいつらのために何かしてやりたいって気持ちにさせるものがある」(ニュアンス)って言ってたことを思い出した。

こういうことなのかな。言葉が気持ちが、ああ本物の飾らない彼らの想いだ、とまっすぐ伝わる。それは確かに、唯一無二の才能かもしれない。

 

 

ファンへ向けられた言葉も、数多くあった。

ここまでの道のりを、応援し続けてくれたファンがあるからこのステージがある、と。

それは自分たちのおかげではない、と言い切ってたりもした。

謙遜しすぎ、という声も聞いたけど私はそれを謙遜とは思わなかった。

彼らは、本当に長い時間めちゃくちゃ努力して悔しくて乗り越えてまた壁にぶち当たって破り方が分からなくて、それをとにかく努力して頑張って頑張って、すごく頑張った、という自負がきっと強くあると思う。

その上で、あれ程にもがいたのに、それでもなお自分たちだけでは到達できなかった、という想いの言葉なんだと思った。

謙遜ではなく、自負なんだと思った。自分たちの力を努力を誰よりも知ってて誰よりも信じている人達だと思う。

 

その上でなお、遠かったと。やっと、と。皆が居たからここに立てた、と。

そう伝えてくれているのだと、私は勝手に思っている。

 

 

その上で、ファンとして思うことは。

 

ファンは、私は、本当にそこまで役に立てていただろうか、と。

 

もちろん、一定のところまでの役立ちは、めちゃくちゃあったろうと思う。

あったからここまでこれた、という言葉自体は、きっとそうなんだろうなと思えてしまうほどに、ファンの力は大きかったと思う。

 

 

私が感じる限りではあるが、Snow Manのファン、というのは「なかなか離れない」という印象がある。

ジャニーズ、多くのタレントがいて多くの新しい存在が出てくる中で、なんていうか「Snow Manのファン、何だかんだ言いながらずっとそこから動かず応援し続けてるな」という印象がある。

元々Jr担というのは、割と数年くらいでいわゆる「担降り」をする人が多い。そういうシステムで界隈が回ってる部分もある。

その中でSnow Manファンは「何年経ってもこの人たち、皆ずっといるな」というような、そういう空気が、しかもかなり広い範囲であった。一部とかじゃなくて、そういう人が多数だった。

「一部の熱烈なファンを抱えている」みたいな揶揄もあったけど、それがJr界隈においてどれだけ強いかを、Snow Manは示していた。

どれだけ雑誌に載らなくても、少クラに呼ばれなくても、1年のルーティーンがあんまり変わらない同じ仕事が続く月日があっても、それをものともせずに応援する離れないファンが沢山いることが、どれだけ強いかを示していた。

ものともせず、とは言ったけど、多分きっとファンは色々と文句とかぶつくさは言ってたと思うけども(笑)。

それでも公演とか何かしらあれば、全力で応援してた。

 

Snow Manは今、たぶんきっとそういう応援してくれた人への気持ちを、伝えてるのだろうな、って感じる。

 

その上でその中のファンに含まれる私は、思う。

ファンが出来ることは、少なかったのだと。

私たちは、私は、それで一体何ができたのかと。

 

2012年に滝沢さんが言った「Snow Manを彼らを育てる、面倒を見る」という言葉。相変わらず私はニュアンスでしか覚えてないけども。記憶力ないから。

彼がただそう思っただけなら裏でSnow Manに直接言えばいいことを、わざわざコンサートのMCで言ったのは、私たちファンにあえてそれを伝えるためだったのだと思う。言葉にすることで、ある意味では約束してくれたのだと思う。その場の安易な気持ちではないと。最後まで面倒を見ると。

そして彼は本当に宣言通り、何年も何年もひたすらずっと、Snow Manを教え、育て、面倒をみていた。恐らく今もずっと。

あの何気ないMCの簡単な言葉1つが、こんなに重みを持つものだと当時の私は思ってなかった。

いや、言葉にすれば責任が伴う重みをもつことを分かった上で言ってるのだろうな、とは思ったけど、ここまで辿り着くものだったとは、まるで思ってなかった。

 

その中で滝沢さんは、Snow Manだけではなく、Snow Manのファンにも、何度も色々と伝えてくれた様に思う。相変わらず言葉とか詳細な記憶はあんまり覚えてないけど。

舞台の上から、Snow Manに向けてでは無く、客席の私たちに向けて直接「Snow Manも頑張らなきゃいけないけど、あなた達も頑張らなきゃいけないんだよ?Snow Manを大きくするのは僕じゃない、あなたたちなんだよ?」と。そういう言葉を、何度も何度も、受け取った。

私がSnow Manのファンとして感じるのは、他のタレントでSnow Man越しではなく、直接私たちと向き合ってくれた人は、滝沢さんくらいなような気がする。「Snow Manの後ろにいるファンの子たち」じゃなくて「あなたたち」という、そういう扱いをされた。

 

その熱意を何年も受け取り、だんだんと

頑張るって、どうしたらいいんだろう、と。

私は、途方に暮れた。

 

始めは、とにかく数字とか実績とか、形として見えるものを残そうと頑張った。

雑誌に感想やアンケートのお手紙を書いたり、テレビに出たら放送直後にテレビ局のお客様センターに電話して番組の感想を伝えたりした。メールとかフォームの感想より1本の電話の方が局にとっては大きいという知見も得た。

でもそれを数年やってくうちに、「これ……ホントに役に立ってる……?」という不安にかられる。

いや、立ってないことはないのだけど、そこから先はどうもこの手法では進めないらしい、と。これではダメなのだと気づき始めた。

Jrとしてそれなりに仕事が舞い込んでくることには繋がるようだけど、そこから先に進むには、この応援方法ではどうやら全然ダメなんじゃないか?という空気を感じた。

でも、声や反響や数字や売上とかで殴り込む以外に私は手段がもう分からなかった。

滝沢歌舞伎で何度も「Snow Man、早く卒業して下さい」と滝沢さんに笑い混じりに言われた。

ファンの目から見て、Snow Manは月日を重ねる毎に得意をのばし欠点を無くして、びっくりするほど成長し続けていた。毎年これだけのことが出来てすごいMAXだと思うのに、次に見るとそれを更に超え続けてた。

Snow Manはすごい。でも、卒業出来ない。

じゃあそれはもうもはや、私たちファンが、やるべき事を出来てないせいなのでは……?

だってSnow Man本人らはとっくにもう、すごいよ?

それでなお足りてない、出来てないものがあるとするなら、それは私たちなんじゃないのか……?

 

 

それでも私は、Snow Manの卒業のためにファンが何をしたら良かったのか、最後まで見つけられなかった。

何一つ、デビューのためにはファンはこれを頑張ればいいんだ!というものを掴めないまま、彼らはデビューを掴み取った。

 

ファンが、一体なんの役に立ったのだろう。

私は、なんの役に立ったのだろう。

 

 

それでも、良かったと強く思えていることが今はある。

私は相変わらず、声や数字で殴り込むしか手段を知らない。もうずっと長いこと、それしか知らない。

でもこれらは、数だから。ファンが多く、大きくなればなるほど、めちゃくちゃに意味を成すのだと、今証明出来ているような気がする。

デビューして、2020年にとにかくいっぱいのファンが増えたことで、それしか知らなかった「声」や「数字」が、とても意味のある大きなものへと変化した。

新しくファンになった人達に、一方的に感謝の気持ちを伝えたくて仕方ない。

おかげで、それしか頑張る方法を見つけられなかった数字とか反響とかそういうものを、Snow Manにとって大きな価値あるものに、彼らの役にたつものにしてくれた今のファンの人達に私は、一方的に、誰だよお前って謎の立場から、ありがとうと思う。

 

Snow Manを応援してて、良かった。

もちろん、彼らから貰ってるものはあまりに多すぎて、全然返せないのはこっちのセリフだという頑固な気持ちはあるけども。

Snow Manを取り巻くもの全体に、ああ応援してて楽しいなぁ幸せだなぁ、と今は強く感じてます。

 

 

 

 

さぁ。あまりに隙自語すぎて、冷静になったら絶対に消したくなる記事だと思うので

準備をしておこう。