過去のメモと今のメモ

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深澤担に降りるまでのお話。というか、深澤担に降りなかったお話。

こんな担降りパターン、っていうチラ裏。

…を書いたことを年単位で忘れてて、下書きに入ってたのを見つけて衝撃を受けながら公開してみる。

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深澤担に降りるまでのお話。
というか、深澤担に降りなかったお話。

 


今の深澤担になる前は、キスマイの千賀さんと深澤さんの応援をしてました。

2人、というと掛け持ちなのかなと思うのですが、そもそも掛け持ちという言葉の明確な定義があるわけじゃないので、掛け持ちじゃないかもしれません。
「千賀担だけど、深澤さんも同じぐらいの気持ちで応援してた」
というのが正しいような気がします。
元々千賀担で、その後に深澤さんを応援するようになったけど、千賀さんも好きだからそのまんま2人応援する。
『担降りを迷ってる、どっちも好き期間』とかに似た感じかもしれません。
その期間がちょっとやたら長かったぐらいで。
二人を応援しながら気づけば6~7年経ってました。時期で言うと、2006年~2013年。
もちろんその期間まるごと全力投球だったわけではないので、時期によっては記憶があやふやな時期もありますが。
とりあえず横山ソロコンは、全落した上に本人確認あったから当たった友達と一緒にも入れなくて詰んだ。楽しそうに出かける友達を指くわえて見送った。
公演後に「すっごいかっこよかったよ!」っていう佐久間レポ聞いたけど、誰一人ふっかさんのこと見てなくて「え?深澤?みてないけどたぶん踊ってなかったんじゃない?」とか言われた。今思い出してもくっそー。当時なだけに否定できないぞ、くっそー。

まあそんな間、ずっとどっちの出演する作品にもうろうろしてましたが、何度か「どっちの担当になろうか」と考えたことがあります。
考えるきっかけは色々でした。

最初の、どっちの担当になろうかな、はとても単純でした。
「○○担です」はジャニヲタの名刺です。どんな名刺を持っているか、は、どんなフィールドに身を置くか、に直結します。
ものすごく単純です。
「千賀担」を名乗るのと「深澤担」を名乗るの、どっちの方が得か。
もう一歩目から「誰々くんの方がやっぱ好き!」とかそういう夢とか希望とかときめきはありません。
どっちの方がジャニヲタとしてヲタ活するのに、得か。
と言っても、ヲタ活で一番「誰担か?」が損得に関係することはチケット交換の類だと思われますが。経験上そこは変に演出する方がめんどくさいと学んでいたので、チケット関係は素直に「その公演で双眼鏡ガン見をするだろう人」担を名乗ってました。
交換して頂いたこの座席で私、この人ガン見するんでヨロシク!!っていう、免罪符なので。ウソ偽り書いたりすると、自分が苦しい。見たい人見たいだけ見ることができない。
ちなみに、なんでそんなことした過去があるかっていうと、結成したてのカツン担時代のSHOCKのチケット交換です。
反抗的な態度や印象の悪さ、妙なゴリプ具合などから、他出演者のファンの方々からカツンが死ぬほど嫌われてたようで、チケット掲示板に都内事前受け渡し希望みたいなノリで「KAT-TUNファンの方とはお取引致しません」とか注意書きされちゃってた頃。
どうしても交換したくて嘘を名乗り、もう二度と担当の嘘つくのはやめよう、って思ったことがあります。
あれはねー…やっちゃいけない。自分に跳ね返ってくる。せっかく公演入っても、見たい人見れないって、意味ないですもん。大人になった今、なんでちょっと考えればわかるようなことしたのか、わかんないですもん。
ちなみにその後素直に田口担ですって交換希望メールだしてたら「カツンは嫌いですが田口くんは他の人とは違ってダンスもしっかり踊ってたり印象が良いので、お取引させて頂きます」的なお返事をもらって、喜んでいいのか複雑な気持ちになったことも追記しておきます。
いえ、ありがたいのですが。ありがたかったのですが。なんかこう。うん。難しいね。

そんな感じなので、私が誰担を名乗ろうかな?と考えるのは、だいたい新しく知り合う人とちょっとお話する時くらいです。
……まあ、例えば。
当日にお席隣になった初対面の方と開演の前にちょっとお話できたとして。
「誰担ですか?」「○○担です」「あ、同じグループですね!私××担です。○○くんかっこいいですよねー!」
みたいなあるある会話をするとして。
会話が盛り上がる方が、いいよね。
場合によりデビュー組担の方ともなれば「○○担です」「Jrですか?すみません…私Jrあんまり詳しくなくて……」「あ、いえ…すいません」「…」「…」なんて会話もザラです。
お席隣同士で、無性にいたたまれない。膨らむ会話もない。コミュ障にここから復帰できる会話術はもちろんない。
私に出来ることはもう祈ることだけ。会場の客電、早く落ちろ。

その場限りの人だったとしても、会話する以上やっぱり多少は盛りあがりたい。
きっかけになって友達ふえるかもしれない。
そうなった時に、会話の入り口、大事です。
会話さえ出来ちゃえば、あとは「○○担です。あと××くんも好きなんです」って言えばいい。そこから盛りあがればいい。

そんな、ジャニヲタの名刺に何と書くかを決める「担当」。それが最初の誰担名乗ろうかな?でした。

※一応ですが、どっちも大好きだ、ということが前提です。どっちも好きな人のどっちの名前を出すか、という話です。一応。一応。

二度目の、どっちの担当になろうか、は割と深刻でした。
心理的には2人応援してればいいじゃーん好きだもーん、ぐらいのゆるさなのですが。
どうにもならない、物理的な壁にぶち当たります。

TVや雑誌で追いかけることが主ではなく、チケットを用意して会場に行くことが主になるJr担の、2人分を追いかけだすと、どこかで「あ、無理」と限界に気づきます。
あなたの限界、どこから。私はお金から。
メンタルはいいんです。メンタルはどこまでも2人を全力で応援する気で満々なのです。
バイタルはまぁ…どうにか、だましだまし。まあ。
ですが、現実が押し寄せてきます。
今手元にあるこの○万円を、どの申込にどのように振り分けようか。こっちの公演に回数多くいきたいけど、こっちの方が倍率が高いから保険をかけた方がいいだろう、となると行きたい公演の申し込みを減らさないといけない、でも行きたいのだからあんまり減らしたくない……。
何も考えずに応援したいというメンタルだけで全力で走り抜けられないことに気づきます。無い袖は振れない。
誰かが目の前で「無駄ですね、こんなもの!」をやったらむさぼるようにかき集めたい。そんで一割もらいたい(小市民)

両方が無理だから、物理的な優先順位を決めよう、という意味で決める「担当」
舞台って…高いよねー。舞台7、8回くらい見ると、ツアー全ステとかできちゃうよねー。
いやまあ、ツアーを全ステするな、とか、遠征するな、とか、同じ舞台を7回も8回も見に行くな、とか。我慢すればお金あるだろとか。全て正論なのでそっち方面から攻められるとぐうの音も出ませんが。
いやあー、色々なんかもうつらいよねー。つらいよねー…。

三回目は、ようやくメンタル的に考えました。

誰かを応援してる時に、ふと「この先自分は別の人に降りるのだろうか?降りるなら誰だろうか?」みたいなことを考えることってありません?
重い気持ちではなく、雑談に近いような、ライトな気持ち。
担降りをまったく考えていなくても、いつまで担当続けるのかな?とか、私次に降りるとしたらこの人かもしれないー!wwみたいな。
そんな何気ない考えをしたときに。

当時びっっくりするほど、他に興味がありませんでした。担降り候補のカケラもないぐらい、新しく出てくるJrに興味が沸かず。
というか結果から言えば今現在までもないのですが。
理由はよくわかりません。先ほどのように、金銭面でもうカツカツすぎて他の人を見る余裕がなかったのかもしれないし、2人を全力で応援してることで自分の欲求が満たされててもう満腹だったのかもしれないです。

何にしろ、深澤さんより下への興味がゼロ。
ま、どうせ自分のことだからそのうち誰々が最近気になる~とか言い出すだろう、と思ってたら、何年たってもゼロ。

「あれ?もしかしてこのまま行くと、ジャニーズで気になる人、深澤さんで最後?」
と薄々思い始めるわけです。
そこでもし私が中二的に若かったら、そのシチュエーションに酔えたかもしれない。「これはもう運命」とか言い出したかもしれない。そしていい歳になったときに、そんなことほざいてた過去の自分、頭沸いてたなって、黒歴史にするやつ。当時のSNS見て悲鳴あげながら消すやつ。
というか先日それやりましたが。
自分の昔の放置したブログが昔の記事の話でツイッターで回ってきて、気づかず他人のブログだと思い込み、ふふこの人私と感想似てるなあとか思いながら途中まで読んで「ひいいいぃぃぃぃ!!??」って本気で悲鳴叫んだやつ。
死ぬほど嫌な汗でました。
だからきっとこれもしばらくしたら「ひいいいいいい消そう!!寒い!!無理なにこれ!!」とか言ってるかもしれません。人生常に黒歴史

とりあえずさて置き、運命なんてかけらも思えません。そんな盛りあがりをすることは当然ありません。
むしろ、「あ、それはダメだ。それはダメだ」となります。

正直いって、当時私は深澤さんがデビューするような人とはカケラも思って応援してませんでした。
「デビューできるかな!してほしい!」どころか「いつ辞めちゃうかな、出来るだけ長くやめないでほしいな」とずっと考えてるほうでした。まったくデビューと無縁の人だと思ってた。
応援の仕方は個人の自由だとはいえ、頑張っている人に対して、失礼だとは思います。
でも当時私は本当に思ってなかったし、もし今も当時のようなポジションにSnowManがいたなら私は同じようにカケラも思ってないかもしれません。

Jr担は常に「次のステージに自担はいないかもしれない」という前提があります。
なんなら「明日の公演にはいないかも」の世界です。
たとえ自担ではなかったとしても、誰々が辞めたっぽい、という話は一年を通して何回も聞きます。割と頻繁な出来事です。
それはもう、ファンとしては残念だけど、仕方のないこととして。

私はヲタ卒の気配もない、するつもりも特にない、典型的なジャニヲタです。
コンサートや舞台に行きたくて日々バイトや仕事をして、元気をもらってまた学校行ったり会社に行く日々の生活をする……何かあって「あー嫌だなー」と思っても、来月舞台いくからコンサートいくから頑張ろう!なんてやってる、典型的なヲタ活のサイクルができています。
もう、日々の糧みたいな状態です。なくしたら人生ごとやる気なくすやつです。
結構前ですが、非ヲタの友達に「ジャニヲタ辞めたらもっとお金貯まるし時間もあるし、色んなことが出来るようになるよ。就く仕事の幅も広がるよ」と言われましたが、迷いなく「ジャニヲタ辞めたらそんなにお金稼ぐ必要ないから、そもそもこんなに働かない」とクソニート思考の発言をしました。むしろクソニート候補を脱出させてくれてジャニーズありがとう。

まぁ。つまり。

深澤さんに降りて、でもある時突然辞めてしまったとして、私はそのあと特に興味を持つ人もこのまま見つけられないとして。
これだけガチガチのジャニヲタ人生を送ってる人間が、したくもないのに、何の心構えも出来ずある瞬間突然ジャニヲタ人生を強制卒業させられる、という未来。
想像してみる。
残るのは、常日頃しんどいしんどい言ってる現実のみ。糧はもうない。あてもない。


あ、無理。
私、それ、生きていけない。


じゃあ回避するにはどうすればいい?

『深澤さんを最後の担当にする勇気はないので、深澤担には降りないようにする』

もはや「担当ってなんだっけ」の段階に突入です。
好きとか嫌いとか、そういうのどこに置いてきたんだ状態です。
こうなってくると「深澤担になるのやめよう」もひどい話なら、「千賀担を降りるのをやめよう」もひどい話になりますが。

一応、もう一度となりますが、どっちも好きだということが前提です。一応。

「じゃあこのまま二人応援してよっと。その方が色々とこの先、ダメージが少なそう」
そんなことを数年かけてやってました。

さすがにそこまで引っ張っといていざ2013年に深澤担に降りたとなると、周りの友人からもれなく「え?今更?」と判を押したように同じ台詞を言われます。
驚くほどみんな同じこと言う。
 

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