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過去のメモと今のメモ

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滝沢革命2009 1幕のストーリーと感想

2009年1月1日から1月27日まで帝国劇場にて上演されていた滝沢革命1幕の感想
とストーリー紹介。

1幕しかブログに書かなかった当時の自分よくわからない。


ストーリーは紀伊の国(今で言う和歌山県)の海の一族ヒデアキの話。

海の一族ヒデアキは、大将軍に追われ、女人禁制の高野山に船を隠し逃れていた。
舟じゃなくて船。ガレー船みたいな南蛮帆船。
どうやってあんな海洋船が日本の川を遡ったんだろう、と口にしたら友人が
「ワンピースだよ」
と答えをくれた。海賊王ならしょーがないね。

海の一族(仮)はたぶん、長老、長老の娘ユキヒメ(女人禁制なので男装済み)、ヒデアキ、キタヤマ、タイスケ、ツカダ、ショータ、リョースケ、タマモリ、千賀(ただし一人だけ劇中に名前呼ばれないからある意味役名不明)

せかせかと革命の時を伺いながら森暮らしのタキエッティをしている中、船を見に来た姫に、藤ヶ谷が森にユーカリがあることを教える。さっそく取りに行く姫に、ついてゆく藤ヶ谷。

高野山でとれるユーカリの葉で帆が作れるようですよ!(つっこんだら負け)
姫が差し入れたサンドイッチを勝手に食べてる塚ちゃんを見るのが恒例になってた。なぜかわからないけど見ないといけない気がしてた。
日本で小麦を生産しだした時代とかツッコんだらもっと負け。

と、藤ヶ谷が慌てて戻ってきて叫ぶ
「姫が大将軍の手の者にさらわれた!」
動揺が走る中、ヒデアキが叫ぶ。
「船を出せ!今こそ革命の時!!」
…え?そうなの?誘拐に革命が便乗してない?ピンチをチャンスに変えろ的な?

ちなみに船が南蛮船なら、もちろん服も洋服。明かりもカンテラ
服はパイレーツオブカリビアンをちゃちくした感じ。
紀伊の国とかこの舞台の世界観を統一しようとする気配が微塵も感じられない。
いさぎよすぎて、すでについてけない感がムンムンしてワクワクする(ジャニーズ舞台に慣らされている)

そして一族は森を抜け川を下り海へと出る。
「これが海か…初めて海をみた…!」
エエェェェエエ(゜ロ゜)海の一族って自称なんですね?
海の嵐にテンパり、くじらにテンパってると、鯨を追ってくる者たちの姿。
これが最近話題の捕鯨問題ですか。国際問題までカバーする滝沢革命まじパネェ。
鯨を殺そうとする奴等に対し、ヒデアキはあれは海の主だ、手を出すなと叫び、連中と敵対することに。
白鯨を差し出せ!鯨を殺してやる!→ダメだ殺すな!→うるせぇ皆殺しだ!
いつの間にか、殺す対象が鯨からヒデアキ一族にすり変わる、巧妙な手口の殺る殺る詐欺。気をつけましょう。

(たぶん)彼らは実は鯨とかどーでもいい、ヒデアキを狙ってきた大将軍の一団だった。
衝突し戦い、海に逃れるヒデアキ。
そして戦いの最中、海に落ちたついでに白鯨に刺さるモリを抜くと、助けたお礼に竜宮城へご案内(ストーリーどこもはしょってない)
ちなみにヒデアキを追って大将軍の腕を振り払い海へ飛び込んだ姫は、この後しばらく出て来ない。ヒデアキの物語なもんで、その辺は「姫もなんかしながらどっかいたんじゃない?」くらいの、自由な感じ。

竜宮城で時を忘れて遊んでたら、もう帰れ的な感じで玉手箱を渡される。
決して開けてはなりません。
ならよこすなよ、と日本中の子供が昔話にツッコミを入れた、例のセリフ。
玉手箱をヒデアキが受け取ったところに、藤ヶ谷が再び慌てて駆け込んでくる。
「ヒデアキ!大将軍から、姫を返してほしくば、光る竹林にくるようにと…」
姫は海に飛び込んだものの、どっかでなんかしてて、大将軍のところにリターンしてたらしい。キャッチ&リリースならぬ、姫のリリース&キャッチ。

ストーリーはかぐや姫かと思いきやそうではなく、姫は数多くの男性から求婚をされ、光る竹林の奥にある天の岩戸に閉じこもる。しかし求婚は後をたたず、果てにはヤマタノオロチまで参戦、そしてヤマタノオロチを討つべくヤマトタケルノミコトが…って代将軍に捕まったんじゃなかったのか(はっきりとついていけない気配にオラわくわくすっぞ)

とりあえずユキヒメは、ヒデアキが竜宮城で浮気してる間に、なんとも壮大な意趣返しをした模様。女って怖いね。

ヒデアキ一族は姫を救いに竹林へ。そして両者激突。
無事姫を救い出したヒデアキ。
姫はしかし言う
「私のことは気にせず、どうぞあなたはあなたの革命の道を…」
しかし大将軍が狙うのはヒデアキよりも姫でないかと考えるヒデアキは、一時的に月への道(どこ)に隠れているよう姫に言う。
「いやです!一人では…いやです」
これが、つい数分前に私に構わず革命を…と言っていたはずの女の発言です。女って怖いね。

姫を安全なところに逃がしたヒデアキは、再び大将軍に立ち向かう。(もうすでにフラグしかない)

中学生はっしー、8時の諸事情により郁人の凶刃に倒れる。
はっしーを失い、怒りに任せ河合に切りかかる北山。
北山が河合の場違いなほど楽しそうに嘲笑う顔を見た次の瞬間、左肩に焼けるような痛みを感じた。
不意の方向から切られた肩を押さえ、そちらを向くと…

うん。いや、なんかまぁユーカリの葉っぱのくだり辺りで、分かるよね。

この時を待っていた、とおもむろに藤ヶ谷は河合の隣りに並ぶ。
「闇の戦士たちよ」とか中二病まで発動しちゃう。
月への道を行かせたはずの姫は、藤ヶ谷の手により三度目の誘拐をされていた。そろそろ学ぼうよ。
藤ヶ谷の裏切りに怒る一族だが、さらに長老までもが殺されてしまう。

引いて行く大将軍軍(だいしょうぐんぐん?あれ?日本語あってる?)に、しかしヒデアキの落胆はあまりに大きい。

「またしても姫を守れなかった…!」

はっしーのこともたまには思い出してください…。

落胆激しくてなんかやる気も失ってるヒデアキの元に、残された一族が集う。
「俺たちこのままでは死んでも死に切れません!」
てわけで、今一度奮い立ったヒデアキ一族。

一方その頃、姫はマヤ遺跡に張り付けられていた。

…………………
いや…だって…どう見ても、マヤとかインカとかアステカ。あっちのほう。
後ろのスクリーンに映る階段の両側は、春分秋分の日に蛇が通る道。影で暦がわかるやつ。

紀伊の国って設定は嘘だったって誰かゆって!!

そんなわけで、マヤ文明で最終決戦。

塚田が倒れ、北山が倒れながらかなり粘る。
どれくらい粘るかというと、藤ヶ谷に串刺しにされる→苦しみ転がりながら、刀を失ったヒデアキに自分の刀を投げて、ナイスアシスト→藤ヶ谷を道連れにする(藤ヶ谷ここでフェードアウト)→ヒデアキに助け起こされるも、ヒデアキの腕を振り払い、「自分より姫を…!」と→言ってる間にやってきた大将軍にトドメをさされる(2回)→「海の一族としてここで死ねることを…本望に…思い…ま…す」(遺言)

マヤ文明で死ねて本望か…そっか…。難しいね。

そして玉森、戸塚、千賀も殺される。
玉森はみやっちに殺される。千賀は佐久間に殺される。

仲間が死に絶えた中ひとり奮戦するヒデアキ。
横尾を討ち取り、宮田を討ち取り、二階堂を討ち取り、そして五関を討ち取り、河合を討ち取る。
………最初から他の奴等はいらなかったってやつですね。了解です。

しかし大将軍が素顔をさらすと、そこには死んだはずの長老がいた。
目の前の男は一体誰なのか。動揺するヒデアキはアッサリと大将軍に刀を首筋に充てられてしまう
死を覚悟したヒデアキに、しかし大将軍は刀を首から離し、女一人に革命の道を迷うヒデアキを叱咤した。
大将軍なのか、長老なのか…ヒデアキには相手が何なのかわからないまま、彼を討ち取った。
自分が戦い続け、殺めたのは誰なのか。
誰一人いないマヤ文明でヒデアキは混乱と嘆きのあまり、開けるなと言われた玉手箱(別名青春の小箱)を手にしてしまう。

そしてそのままヒデアキは箱をあけ、革命から逃げ出した…

一部、幕。

そして二部は宝箱を開けた勢いで宇宙に行ってしまうのだけれども、そこの説明を求められたらとても困る。

初見の日、大盛り上がりをした私と友人が幕間に自宅待機組の友人に電話をかけ、全てをネタバレし、「ねぇ!この後どうなると思う!?」と聞いたところ「オムニバス形式で別の話が始まる」と答えた友人はジャニーさんになる素質があると思う。2幕ほぼ別の話だったよ…。